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千家十職

07.土田友湖

じめに​ ~ ​土田友湖 ~

現在制作中

❙土のあゆみ

三千家御用達の【袋師】として、「仕覆」や「帛紗」、「袋物」の仕立てなどを行う『職家』。

 

『土田家』の祖先は江州/蒲生郡土田村出身の侍『土田七大夫』で後に『初代彦根藩主/井伊兵部大輔直政(1561-1602)』に仕官し鉄砲組頭を代々務めた家柄と伝えられる。

 「土田家初代/土田友湖(半平)」は本来跡取りであったが実母が早くに亡くなり継母の子『籐兵衛』に家督を譲り武士を「廃業」。

自身は京に出て『越後屋半兵衛』と名乗り、商人となり京都/上京に住み西陣の仲買をしていたが生来の器用さを生かし近隣に住む『二代/亀岡二得(生没享年不詳)』の子『亀岡宗理(生年没不詳)』のもとへ熱心に通い袋物の技術を習得、奥義秘伝一切を伝えられたという。

 『初代/亀岡二得(生没享年不詳)』は「春日大社」の「田楽法師」で京都/上京に住み、「茶入袋(仕服)」やその他の「袋物」の名手で『抛筌斎千宗易(利休)(1522-1591)』や『細川三斎(1563-1646)』に可愛がられ袋物を仕立てていた。

 また『初代/亀岡二得(生没享年不詳)』の子『二代/亀岡二得(生没享年不詳)』は茶道に大変熱心で『千家三代/咄々斎元伯宗旦(1578-1658)』より『飯後軒』の軒号を授かり茶席に『飯後の額』をかけ飯後の茶事を楽しんだという。

 『二代/亀岡二得(生没享年不詳)』の子『亀岡宗理(生没享年不詳)』も茶道に熱心で『伊勢九居城主/籐堂家』の茶頭となり、家業のすべてを弟子の「土田家初代/土田友湖(半平)」に譲ったため「土田家初代/土田友湖(半平)」は仲買人を辞め『袋師』となる。

 『土田家』では「土田家五代/土田友湖」までは「茶入袋(仕服)」を生業としたが、以降は茶道具の「帛紗」、「角帯」などをはじめ茶道の使用する「裂」「繊維関係」の制作を行う。

また『土田家』では二代目以降、当主の通称は『半四郎』であり隠居して剃髪すると【友湖】を名乗る。

​❙土歴代

初代

❙土田友湖

元禄二年(1689年) ― 明和二年(1765年) / 七十七歳

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二代

❙土田友湖(半四郎)

享保十七年(1732年) ― 宝暦七年(1757年) / 二十六歳

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三代

❙土田友湖(半四郎)

延享四年(1747年) ― 天明四年(1784年) / 三十八歳

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四代

❙土田友湖(鶴寿院貞松)

享保四年(1719年) ― 享和元年(1801年) / 八十二歳

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五代

❙土田友湖(半四郎)

安永八年(1779年) ― 文政八年(1825年) / 四十七歳

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六代

❙土田友湖(半四郎)

文化元年(1804年) ― 明治十六年(1883年) / 八十歳

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七代

❙土田友湖(半四郎)

天保七年(1836年) ― 明治四十四年(1911年) / 七十六歳

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八代

❙土田友湖(半四郎)

文久二年(1862年) ― 明治四十四年(1911年) / 五十歳

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九代

❙土田友湖(半四郎)

明治二十六年(1893年) ― 大正三年(1914年) / 二十二歳

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十代

❙土田友湖(浄雪院妙要)

万延元年(1860年) ― 昭和十五年(1940年) / 六十三歳

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十一代

❙土田友湖(半四郎)

明治三十七年(1904年) ― 昭和四十年(1965年) / 六十三歳

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十二代

❙土田友湖(照雪友湖)

昭和十四年(1939年) ― 令和四年(2022年) / 八十二歳

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当代

❙土田半四郎

昭和四十三年(1968年) ― 年(年) / 歳

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