
千家
04.表千家 [不審庵]

❙はじめに ~ 表千家 [不審庵] ~
表千家は三千家の一つで茶道の中でも特に重要な流派の一つで、独自の美意識と精神性を大切にしています。
本項では表千家の建立からの歴代の御家元についてご紹介します。
❙表千家 [不審庵] ~ 表千家とは? ~
『抛筌斎千宗易(利休)』の孫になる『千家三代/咄々斎元伯宗旦』の三男である『表千家四代/逢源斎江岑宗左』が父の家督を継承し『表千家/不審庵』を創建。
『表千家四代/逢源斎江岑宗左』の弟である『裏千家四代/臘月庵仙叟宗室』が継承した『裏千家/今日庵』に対し『表千家/不審庵』と称される事となる。

❙表千家❙
[所 在 地] 〒602-0072 京都市上京区寺之内通堀川東入百々町536
[連 絡 先] TEL 075-432-2195 (事務局代表)
[公式 HP] http://www.omotesenke.jp/
❙表千家 [不審庵] ~ 不審庵とは? ~
『表千家』の通称(庵号)である『不審庵~ふしんあん~』とは『表千家』内にある『茶室』を指します。
『不審庵』は『抛筌斎千宗易(利休)』が大徳寺門前の屋敷につくった四畳半茶室が最初と伝えられるが、今日の『不審庵』は三畳台目の茶室であり『表千家四代/逢源斎江岑宗左』が父『元伯宗旦』と相談し建造したものが原型となっている。
『不審庵』の庵号は『抛筌斎千宗易(利休)』の参禅の師である『古渓宗陳』和尚に庵号を求め
「不審花開今日春(ふしんはなひらくこんにちのはる)」
という禅語から名付けられたといわれる。
また今日において『不審庵』の庵号は『表千家』の屋敷全体ならびに機構の全体を指し、歴代の御家元の号として用いられている。
❙表千家 [不審庵] ~ 御家元歴代 ~
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四代御家元
❙逢源斎 江岑宗左 (・そうさ)
慶長十八年(1613年) ― 寛文十二年(1672年) / 六十歳
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五代御家元
❙随流斎 良休宗左 (・そうさ)
慶安三年(1650年) ― 元禄四年(1691年) / 四十二歳
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六代御家元
❙覚々斎 原叟宗左 (かくかくさい・げんそうそうさ)
延宝六年(1678年) ― 享保十五年(1730年) / 五十歳
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七代御家元
❙如心斎 天然宗左 (じょしんさい・てんねんそうさ)
宝永二年(1705年) ― 寛永四年(1751年) / 四十七歳
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八代御家元
❙啐啄斎 件翁宗左 (そったくさい・そうさ)
延享元年(1744年) ― 文化五年(1808年) / 六十五歳
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九代御家元
❙了々斎 曠叔宗左 (りょうりょうさい・そうさ)
安永四年(1775年) ― 文政八年(1825年) / 五十一歳
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十代御家元
❙吸江斎 祥翁宗左 (きゅうこうさい・そうさ)
文政元年(1818年) ― 万延元年(1860年) / 四十三歳
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十一代御家元
❙碌々斎 瑞翁宗左 (ろくろくさい・ずいおうそうさ)
天保八年(1837年) ― 明治四十三年(1910年) / 七十四歳
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十二代御家元
❙惺斎 敬翁宗左 (せいさい・そうさ)
文久三年(1863年) ― 昭和十二年(1937年) / 七十五歳
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十三代御家元
❙即中斎 無盡宗左 (そくちゅうさい・そうさ)
明治三十四年(1901年) ― 昭和五十四年(1979年) / 七十八歳
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十四代御家元
❙而妙斎 宗旦 (じみょうさい・そうたん)
昭和二十年(1945年) ― 年(年) / 歳
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当代御家元
❙猶有斎 宗左 (ゆうゆうさい・そうさ)
昭和四十五年(1970年) ― 年(年) / 歳
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